こんにちは、バツまるです。
WEBで情報や画像を見ることが簡単になった現代こそ、
まだ見ぬあの場所へ辿り着いたときの感動。
皆さんが思い出に残る旅に出会えることを、いつも願っています
さて、今日の記事では、1日5,000円で行く長期の国内車旅をご紹介します。
行先は中国四国地方です。
こんな方におすすめ
- お金がないから旅行に行けないと思っている方
- 事前に行先を決めない旅をしてみたい方
- 中国四国地方へ旅行に出かけたい方
- 長期の車旅がしたい方
- 節約をしながらどのように旅行に出かけるのか知りたい方
本日はその最終日5日目の徳島です。
体験メインで徳島の藍染体験と大塚国際美術館鑑賞をしてまいりました。
質素に120%楽しんでいきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
昨日の残金と本日の行動
ここまで来たら勝利宣言といっても過言ではありません。(何の戦い?!)
昨日の節約が功を奏して、また、宿泊施設が勝利の女神を呼んできてくれました。(いやだから、何の戦い?!)
残金10,327円
最終日の朝食問題とその後の行程
おはようございます。
いつも朝起きたら朝食をどうするかという問題に出くわします。本日もそうです。
ただ、昨夜、今回の旅行に有終の美を飾るべくどんな一日にするか考えていました。
おはげちゃんは美術館が好きで大塚国際美術館に行ったことがなかったため、大塚美術館を訪れることは決まっておりました。
大塚美術館だけで良いのか・・・少し徳島観光を入れたいところ。
と言いますのも、私の祖母が徳島にゆかりがあり、一度観光してみたかったのです。
ここで調べました。
実は徳島は藍産業が盛んな地域で、今でも藍師の手で阿波藍が製造されており、その生産量は全国シェアの大半を占めるそうです。
そんな徳島ですから、藍染工房もいくつかあり、藍染体験ができることを知りました。
それを知ったのが昨夜でしたので予約はできず、朝一で電話をしてみました。
すると心優しいご主人が
大丈夫ですよ~それでは10:00にお待ちしております
と、言って下さったので、準備をして出発!
でも10時までにしなければいけないことがあります。
それは、藍染めする『モノ』を購入することです。
藍は綿を染めあげるので、綿100%の商品を選びます。
さぁ何を染めようか、どこで買おうか・・・。
せっかくですからお揃いのモノを染めたかった。そして生まれてくる赤ちゃんにも・・・。
速攻準備をして出発です。
藍染品の購入と藍染め体験
ユニクロでは真っ白の綿100%のTシャツ2枚と同じく真っ白の綿100%のコンビ肌着を購入です。
それらを持って工房へ急ぎます。
藍染工芸館 〒771-1154 徳島県徳島市応神町東貞方字西川渕81番地1 TEL:088-641-3181
到着したら染めるものを渡して大きさや重さを測ってもらいます。
藍染の金額は大きさや重さによって違ってくるようです。
計ってもらい、お店の方に一通り染め方を教えてもらったら実践です。
step
1柄を決める
藍染品の柄の決め方はいくつかあり、初心者は布を輪ゴムで縛ったり藍につける回数を変えて濃度の濃さで柄を付けたりします。まずはどのような柄にするかを決め、輪ゴムで縛ったり、布を絞ったりします。
step
2ゴム手袋をつける
藍師さんともなればゴム手袋をつけずにされる方もいらっしゃるようですが、藍は一度つくとなかなか落ちません。まずはゴム手袋を装着しましょう。
step
3染めるものを水でぬらす
ぎゅっ、ぎゅっと力を入れながら繊維の奥まで水に濡らしてください
step
4液剤の中に染めるものを入れる(5分)
液剤の中にモノを入れてこれも力を入れながら液剤を揉みこみます。
step
5取り出して乾かす(5分)
藍は空気に触れると染まってきますので、布を広げて空気に触れさせてください。
だんだんと黄色くなり、緑になり、青っぽくなっていきます。
step
6ステップ4・5を10回ほど繰り返す
繰り返せば繰り返す程色は濃くなり味が出てきますよ。
step
7水洗いをして洗濯機で脱水してもらい、乾いたら完成!
この段階ではまだ染液が出てくるので、自宅に帰ってから3回ほど洗濯機にかけてください
この作業を黙々と進める事2時間・・・
ようやく完成です。
絞るところを間違えてお恥ずかしい場所にスポットを当ててしまったのもご愛敬(;'∀')
それでもかわいいかわいい商品が出来上がりました。
ちなみに、綿100%の商品でもタグや縫い糸はそうでない場合がほとんどのようで、その部分だけ染まっていないことが分かりますね。それまた可愛い!
ただ、、、、こちら、ハンカチは材料費込で1,000円ほどでできるようです。
が、先にも述べたように大きさと重さによって料金が変わってきます。
お会計をしてびっくり・・・・
16,500円です
いや、やはり伝統工芸ですから。。。しかも、結構な大きさと分厚さの商品2点と小さいけどそれでもしっかりとした赤ちゃん肌着です。
当然の事!でも、ハンカチは1,000円だったので、勝手ながらそんなに高いことを想定しておりませんでした。
勝利の女神が舞い降りたとかふざけたことを言ってるのはどこのどいつだ!!?
でもこれはとっても思い出深きものができました。思い出はプライスレスです。
ということで、今回の出費にこれは入れないでおこう。。。と勝手ながら決めてしまいました。
スミマセン・・・
大塚国際美術館に向かいながら昼食場所を探す
藍染体験が終わるころにはもうお昼時でした。
力を入れてぎゅっぎゅっとするので結構な力作業です。
お腹が減って力が出ません。大塚国際美術館に行きがてらよさそうなお店を発見しました。
入ってみると、大きないけすがあり、鳴門近海でとれた新鮮な魚が食べられる様子。
専属の漁師さんから買い付けた魚を店内の水槽で保管し、一番良い状態で提供することにこだわったお店です。
おはげちゃんはずっと徳島では鯛めしが食べたいと言っておりましたのでメニュー決定。
私はサバ定食です。
引き締まった身のサバは脂がのっており絶妙!鯛めしもほんのり甘く、塩加減も優しい。ぺろりと食べられちゃいます。
また、わかめたっぷりのお味噌汁も飲みごたえあり!噛み応えあり!シャキシャキと噛み応えのあるお味噌汁はそれだけでも楽しめます。
大塚国際美術館を最後に満喫
昼食を食べ満足した我々は旅の最終目的地大塚国際美術館に向かいます。
味処あらしさんからは車ですぐです。
〇入館料
大人:3,300円
大学生:2,200円
小中高生:550円
〇開館時間
9:30~17:00
私は仕事で何度か来ておりましたがおはげちゃんは初めてです。今日は時間もそうないので有名所を一通り回ろうと思います。
ちなみに今回は仕事で無料チケットを頂いたので入館料は無料です。
大塚美術館の良さは写真を撮れるというところと有名所の絵画が一堂に集まっているところにあります。
こんな量の絵画を見ようと思ったら普通でしたら旅行費用だけで何百万かかる事か・・・。
陶板名画とは言え、圧倒されます。
本当は1日かけてゆっくりと回りたいですが、それはまた今度のお楽しみです。
ぜひ、行かれる方はゆっくりと見て回ってくださいね。
大塚美術館の楽しみ方はこちら
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おすすめ絵画に触ることもできる大塚国際美術館の楽しみ方徹底解説!
本日の支出
- 藍染品(染物体験料除く):2,500円
- お食事処あらし:2,200円
- SA購入品:2,221円
- 淡路~名古屋5,000円
合計11,921円
残金627円
まとめ
見事残金627円を残し旅を終えた我々はSAでガムとコーヒーを購入し帰路につきました。
その最終残金が
206円!
途中、少々のズルはありましたが、交通費を除くと大体一人5,000円ほどで大満足の旅行ができるという事が分かりました!
もちろん予算を高く持ちけちけちしない旅行も色んなことができて楽しいですが、自らルールを設けたこのような旅も楽しいです。
この規制をかけた旅では何をするかではなく誰と行くか、誰と何を共有できるかが重要になってくるのです。
昨日の宿だって、立派なイベントです。
とか言いながら、そんなことも楽しむのです。
皆様も、優雅な旅ばかりではなく、旅の本質を楽しむ予算付きの旅行に出かけてみてくださいね。
それではまた!