映画『free guy(フリー・ガイ)』あらすじを紹介します!
どうも!バツまるです!
今日は『フリー・ガイ(2021)』上映は終わりましたが作品の紹介です。

イケ男
予備知識ゼロを勧めながら結局いつも通り紹介するのかよ
と言われそうですが、映画の素晴らしさを伝えられなくなるのも困ります。
ですので胸が張り裂けそうになりながら

バツまる
最小限の情報でいい映画ですから興味持ってね。皆さん…。
という気持ちで、はーい、いきまーす。
映画『free guy フリー・ガイ(2021)』ご紹介の前に

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予備知識ゼロの映画館鑑賞|映画「free guy フリー・ガイ(2021)」
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さぁ、ご紹介します!
と、その前に…
コーラとポップコーンですよ笑
アメリカで映画を観たとき感動したのが、ポップコーンのおいしさでした。
30年弱前の話ですが、作りたての温かいやつをバケツみたいな大きさの容器で食べながら…さらに片手で持つと落としそうなくらい大きな紙カップのコーラを飲みながら観る。
できたてポップコーンにはバターをかけてもらって、手がベトベトになるのもかまわず無心で食べながら観る…。
今では日本のどのシネコンもこのスタイルで観られますよね。
本当に幸せ。
絶対はずせませんっっ!
キャンプいったらバーベキューしますよね?
お祭りいったらイカ焼き食べますよね?
映画いったらポップコーン食べましょ
映画とポップコーンがセットになってしまった私は、DVDを見る時もポップコーンがあると強い幸せを感じる体になってしまっており、おうちでポンポン作ってから鑑賞するほどです。
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【時間記載】コストコのポップコーンは電子レンジで何分?時間を調べてみた!
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映画『free guy フリー・ガイ(2021)』映画あらすじ

さて、本題に戻ります今回なぜ『フリー・ガイ』にしたのか、ですが前回の前置き編で説明した自分のスタンダートと照らし合わせると
- スクリーンサイズは最大が最良
一番大きな劇場はワイスピで、すでに観てしまったので、この条件は除外
- 前評判無視、続編や大スター出演作は避ける
前評判はオリンピック時期とか、コロナ増加とか、ワイスピ封切り、とかでそこまで話題に登ってなかったと思います。アメリカでは人気という程度は知ってました。主演のライアン・レイノルズは有名といえば有名ですが、大スターとまではいかないですから、ここもクリア。続編でもない。
- 自分の勘を信じる
うん、なんか面白そう、観よう、そうしよう
てなわけで、話題の大作でもなければマニア向けの小劇場でやるような味わい系難解作品でもない、悪く言えば中途半端な、よく言えば予備知識ゼロ鑑賞に最適な『フリー・ガイ』を選びました。
これが当たり!
主な舞台はゲームの中、でもリアルの世界(後述で補足)での架空のゲームという二重構造で、単なる荒唐無稽のなんでもアリ!ご都合主義で結論ありきで伏線もなし!ではありません。
プレイヤーが銀行強盗したり、物を壊したり、他人(他キャラクター又はプログラム上のノンプレイヤーキャラクター=NPC)を襲ったりしながらお金や武器やアイテムを得て、好き勝手に行動してレベルを上げるネトゲーなので、かなりのカオスで何でもありなんですが…。なんでもアリなのに、制約だらけでハラハラ、これは観てのお楽しみ。
インターネットゲームの中で起きる繰り返しのイベントを来る日も来る日もこなす「Guy(ガイ=男性の名でもあり、彼、奴の意味もある)」。
NPCの銀行員である彼は、ごくごく普通の短調だけど平穏(?)な暮らしをしています。
所持金を増やしたいプレイヤーがやたら強盗しに来るのも日常になっている場面で、プログラムされた通りにしか動かないはずの行員の彼が、ある衝動によりいつもと違う動きをしてしまいます。
なぜそんなことが?いやそれよりどうなってしまうのか?…物語は現実世界をも巻き込む騒動へと発展していきます。
ゲームのNPC、モブキャラとはプレイヤーが操っていないキャラクターの事で、話しかけたら応えるし、人は人なんだけどほぼ背景と変わらないあのドラクエでいうと…「ラダトームのしろへ ようこそ!」とひたすら言い続ける兵士のようなキャラのことです。
それを主役にするなんて発想、面白いですね。その設定を聞くだけでクスっと笑えます。
分類するとファンタジーってことになると思います。
ただゲームの中だけのファンタジーではなく、いわゆる現実世界(とはいえまだ実用化されていない技術を使っている設定なので、少しSF要素が入っています)が存在し、二重構造になっています。
ゲーム世界と現実世界、キャラクターと実在の人物(とそのアバターであるキャラクター)などがけっこう巧みに対比されています。
ストーリーはストレートですが、仕掛けが随所に仕込まれており、脚本はよく練り込まれている意欲作です。
ゲーム世界では爽快感やギャグ、パロディー満載でありながら、現実世界ではサスペンスミステリー要素のスパイスが効いています。
大きなスクリーンで観られる期間もあとわずかだと思うので、是非劇場でご覧ください。
もちろんDVDや配信で観るのはオススメじゃないとは言ってませんよ。
充分楽しめると思います。
映画『free guy フリー・ガイ(2021)』キャストについて

主演ライアン・レイノルズはアメコミ原作(マーベル)の『デッドプール1・2(2016・2018)』で大当たりしましたね。
娯楽性が高く、ハイスピードアクションを主体にスタイリッシュに残酷表現しながら、斜に構えた主人公が独特の語りで笑わせてくる。
当時、斬新な見せ方だと感心したものです。素直に面白い作品。1は完成度が高く、2は続編としてはとても優秀な出来ですから、観て損はありません。
その他はデップーと比べると代表作というほどパッとしていませんが、同じくアメコミ原作(DC)の『グリーンランタン(2011)』があります。
物語は正直言ってアレですが、ライアン・レイノルズファンなら観ておくべき彼の愛するネタ作品。
デップーの原形を発見できるでしょう。
そこでさらにライアン大好き!になったら、デビュー作ではないものの、若い頃に有名なタイトルに出たこちらもどうでしょう?
『ブレイド3(2004)』やはり映画としては1作目の『ブレイド(1998)』が面白いんですけどねー。ライアンは主演じゃないし、『3』にしか出ないんですよ笑。
でも彼はコメディアンとしても面白いし、ルックスも良くて魅力的な俳優ですよね、さらに肉体美が高評価らしいんですけど、『ブレイド3』はまあそのへんの、超美形ではないけど端正な顔立ちと筋肉質な身体が好きな貴女にオススメかな笑
なんとブレイドもアメコミ原作(マーベル)なんですよ。
こちらは90年代後半でいわゆるMCU(マーベル シネマティック ユニバース)企画作品群の公開がはじまる10年前の作品。
ヴァンパイアもので黒人のウェズリー・スナイプス主演というヒット作。
だいたいヴァンパイアというのは青白い雰囲気の白人っていうお約束があった頃なので、キャスティングにえ?と驚いた記憶があります。
彼はいわゆるトランシルバニアの辺からアメリカ来ましたヴァンパイアではく…そこは観てのお楽しみで、20年以上前ってことを考えながら楽しんでください。
若い時にカンフー、カポエラ、空手を習得したウェズリー・スナイプスのアクションはカッコいいのひとことですね!
監督はナイトミュージアム3作のショーン・レヴィ。観た後なら、なるほどナイトミュージアムに通じるものがある事を感じるはず。
人間の強欲に振り回されて、ハラハラもドキドキもあるけど、笑いを忘れずハートウォーミング…そんな根底に流れる作風の芯を垣間見ることができます。
『フリー・ガイ』の上映はいつか終わります。
もう今すでに終わった劇場もありますし、スクリーンも大きなところでやってる可能性は低いでしょう。
『フリー・ガイ』を決め打ちで観に行く気になってくれるのは本当に嬉しく光栄ですが、もっと大きなスクリーンに他のすんごい傑作が映し出されてるかもしれませんよ!?
自分の勘を信じて、決めちゃってください!
私はいつも、時間を忘れて作品世界に没入できる大スクリーンと、あらすじすら知らずにワクワクしながら観る映画が大好きです。
そしてその鑑賞の前後、ふとしたときに、母と手をつないで行った映画館のかすかな記憶が蘇る瞬間もまた、大好きです。
それでは!